和傘の取り扱いについて

和傘の使用方法

和傘は洋傘と違い紙は全て内側にたたみ込まれています。
初めて開く時はしっかり閉じている状態ですので、頭を下にして骨と骨をゆっくり少しずつ広げてから、
クルクル回転させると遠心力で傘が開いてきます。
その後中に手を入れてロクロ部分を上に上げてカチッと言うまで上に上げて開いてください。
何度か使うと、開きやすくなります。

和傘を持つ時や置く時は、頭を上に持ち手を下にしてください。
乾いている時はさほど問題ないのですが、濡れた傘を頭側を下にして置いておくと水が溜まり、
開閉に欠かせない木製のロクロが傷んだり、紙が破れやすくなり雨漏れの原因となる恐れがあります。
また、丈夫な和紙で製作していますが、紙ですので、尖った物等には注意して使用してください。
洋傘と一緒に傘立て等に入れると危険です。持ち歩きや、お店の外に置いておかなくて済むよう傘袋の使用をお勧めします。

使用後のお手入れ

和傘は雨の日に使っていただく事により、和紙がしっとりとし、長持ちします。

使用後は軽く水気を拭き、ギュッと閉じずに持ち手を下にして、吊るすか、立てかけて乾かしてください
完全に開いた状態で乾かすと和紙の折り目が開き過ぎて綺麗に閉じなくなる事が有ります。

乾いたら付属のゴムを付けて閉めて直射日光の当たらない出来れば風通しの良い場所に立てて保管して下さい
傘袋等に入れたままにしておくと湿気が多い所では、カビの発生の原因となります。

ご注意

和傘に使用している和紙には、防水のため独自にブレンドした油が染み込ませてあります。
時間が経つと共に、油が枯れて変色していきます。
色和紙などはあまり色の差が目立ちませんが、白い和紙は半透明から少しずつ飴色に変わって行きます。
濃い色は時間が経つにつれ少しずつ色あせる事が有ります。直射日光は色褪せを早める場合もありますので
ご注意ください。

長期保管の場合

閉じたまま長い間保管すると、油と紙の劣化で開かなくなる恐れがあります。
長い間使わない場合は、半年に一回程で良いので、開き、たまに霧吹き等で湿らせて頂くと
乾燥しすぎや、油によるひっつきを防ぎ長持ちします。

また、油がひっつき開かない傘は無理に開かず、ドライヤー等で少し温め紙と油を緩ませてから
軒(骨の先の方)から一本ずつそっと和紙を広げてください
紙の寿命の場合はそれでも破れる可能性が有ります。
折り目等の紙が割けたり、割れた物がパラパラ落ちる場合は張り替え修理が必要となります。

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